Kids'AU Camp 2010への学生参加
名古屋に本拠を構えるNPO法人「こどもたちのアジア連合(Kids' AU)」が主催する北東アジアのこども交流事業「Kids' Asian Union Camp 2010 in Japan」に本学学生がボランティアスタッフとして参加し、貴重な体験を通じて学んだことを報告してくれました。本ページにてその一部をご紹介します。
Kids' AUとは?
アジアの未来を担う子どもたちの友情のネットワーク
特定非営利活動法人こどもたちのアジア連合(Kids' Asian Union)の略称。いまだ不安定な国際関係にある北東アジア地域において、次代を担う子どもたちが本物のAU(Asian Union)を実現する日のために、平和と友好の種をまく運動を推進していくための市民活動組織です。代表理事は、本学卒業生で現在も「自然体験」講義を担当する講師も務めていただいている村上忠明氏が就任されています。
結成:2000年
法人本部:愛知県名古屋市守山区笹ケ根1丁目610番地1
代表理事:村上 忠明氏(同朋大学 社会福祉学部卒業生、現・同朋大学非常勤講師)
HP:http://www.kids-au.net/index.htm
Kids' Asian Union Camp 2010 in Japanについて
Kids' AU主催、2010年で10回目を迎える北東アジアこども交流事業です。近隣アジア6カ国(日本・韓国・北朝鮮・中国・モンゴル・ロシア)の学齢期のこどもたちを対象とし、大自然の中でのキャンプ活動を通じて文化交流し、北東アジア地域の平和と有効の担い手を育成されています。毎年、異なる国に集合し、1週間程度のキャンプを実施されています。2010年は、開催地が日本の長野県・泰阜村を会場に実施され、6カ国から約50人の7~15歳のこどもたち、スタッフを含むと100名近い方が参加され、各種メディアでも取り上げられるなど注目されました。
プログラム概要
| 日付 | 活動内容 | 開催地 |
|---|---|---|
| 10/3 | モンゴル・ロシア 中部国際空港到着・名古屋泊 | 名古屋 |
| 10/4 | 韓国・中国 中部国際空港到着。 朝鮮学校生徒と共に泰阜村へ移動 ウエルカムパーティー |
泰阜村 |
| 10/5 | キャンプ 各国野外料理大会など |
泰阜村 |
| 10/6 | 小中学校訪問 Kids' AUこどもオリンピック大会 バーベキュー |
泰阜村 |
| 10/7 | 登山 餅つき大会、日本の伝統食文化体験 各国出し物大会 おわかれパーティー |
泰阜村 |
| 10/8 | 名古屋朝鮮初級学校にてパフォーマンス大会等 名古屋市内見学(大須観音・商店街) さよならの会、フレンドシップタイム |
名古屋 |
| 10/9 | 各国 帰国フライト | 名古屋 |
本学からの参加者
長野県および愛知県での滞在期間のうち、主に10/8、10/9のプログラムを本学学生が「名古屋ボランティアチーム」として担当し、運営に参加してくれました。
学生ごとにロシア担当、中国担当、朝鮮学校訪問担当、名古屋の大須観音観光担当など、担当する国のこどもたちや役割が割り振られ、担当国のこどもたちと様々なアクティビティに参加してくれました。その他にもキャンプから参加した学生、名古屋でのプログラムの下準備を中心に参加した学生など、参加の期間や参加方法は各々異なりますが、半年にも及ぶ準備の成果に手ごたえを感じ、それぞれが学んでくれたようです。
「名古屋ボランティアチーム」参加者:
太田沙織さん、篠原けい子さん、平野恵さん、矢野良太さん、上西祐司さん、世古衿子さん、小林沙也香さん、松岡舞さん、宮下梢さん(全て同朋大学 学生)、長棟李奈さん(本学卒業生)
呼びかけ人:中神 洋子(同朋大学 社会福祉学部 教授)
Kids' AUキャンプを終えて:学生のコメント【抜粋】
●「ボランティアがしたい」そんな理由にしていいのかわからないきっかけで参加したのですが、新聞・ニュースの見方や自分の持つ考え方が変わったこと、外国人というだけで怖がらなくなったことなど、自分がもらったものがとても多いです。
●話はうまくできない。言いたいことは、全部通じないし、伝えられなかった。何をどう考えているのか知りたくてもうまく聞けない。でも、相手の話をきく姿勢や、話す姿勢。相手を思いやる心。ただ一緒に過ごすというだけで、いつの間にか友達になり、いつの間にかその人の事を本気で心配するようになる。~ 彼ら彼女らと出会って、素直さは学んだ。あの素直さや人をおもいやる力は常に持ち続けていきたい。
●(学生)メンバーの個性とキャンプを成功させようとする熱意に心打たれました。なので、私もアジアのこどもたちが、自然や文化にふれ、日本を好きになってくれるといいなと思いました。このキャンプがなかったら出会うことのない(学生)メンバーだと思ったので、活動期間の一日をとても大切に考えて自分なりに取組めていたと感じました。
事務局からのKids' AU Campに関するコメント
「Kids’AU Camp」は、北東アジア地域を構成する日本、韓国・北朝鮮、中国、モンゴル、ロシアの6ヶ国のこどもが一堂に会し、自然体験・生活体験を通じて友情を深める平和のための教育実践です。この10年で6ヶ国417人のこどもたちが参加しました。2001年から毎年開催され、2004年までは日本、2005年と2009年は韓国、2006年~2008年はモンゴルで開催されました。北東アジア地域を舞台にトランスナショナルな市民連携事業として取り組まれています。
2010年以降の活動を協議するため、2009年6月29日から7月2日までの4日間にわたり、ロシア・ブリヤット共和国バイカル湖半の「ロッジ・ホワイトホース」で開催された「Kids’AUバイカル湖会議」には、日本、韓国、モンゴル、ロシアの4ヶ国から11名の幹部が参加しました。Kids’AU Campについては、2010・11年は日本、2012年はモンゴル、2013年はロシア、2014年は再びモンゴル、2015年は日韓共同開催という計画を決定し各国が実施に向けて準備を進めることになりました。
昨年10月日本(長野・愛知)で開催された「第10回Kids’AU Camp」には、同朋大の学部生9名が日本実行委員会に参画し、名古屋でのプログラムを担当してキャンプを成功に導きました。












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