同窓会事務局長 ご挨拶
ホームページ開設にあたって
「大学と同窓生をつなぐミッションとしての同窓会でありたい」
同窓会事務局長 尾畑文正
沖縄では、夏の前の六月頃をうりずん(若夏)というそうです。それはこれからはじまる盛夏に耐えていけるエネルギーを蓄積するときなのでしょうか。その盛夏も過ぎ「風たちぬ、いざ生きめやむ」の言葉がもっとも似合う秋の季節になっても、私は「ういずん」という名の季節が大好きです。
大学はいつでもうりずん(若夏)とよばれるような「とき」と「ところ」でありたいと思っています。同窓生の皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今回、同窓会ホームページが開設されることになり、一言御挨拶させていただきます。。
南は沖縄から北は北海道まで、真宗専門学校以来の同窓生は、およそ7,800名おられます。それらの方々の熱い思いに応えていく同朋大学同窓会でありたいと願っています。
同窓会は、大学と同窓生をつなぐミッションであると思っています。その意味では、ホームページ開設がいよいよミッションとしての機能を果たしていく「機縁」になることを期待しております。
同朋大学の特徴は、キャンパスにいろいろな人が混在している点にあると思います。一見すると教員風の御年配の方が学生さんだったり、聴講生だったりと、キャンパスウォッチングも結構楽しいものです。
同朋大学が他の大学と違って、こういう風景を日常茶飯事に見ることができるのは、真宗専門学校を背景としてできあがったということもあって、18歳人口を入学基盤とする社会福祉学部・文学部以外に、かつては東海専修学院といわれ、現在は別科といわれている仏教を学習する専門機関があるからではないかと思います。
私も別科の授業を一コマ担当していますが、皆さんとても真剣で、一年間でなんとか仏教をマスターしたいという熱意にあふれていて、こちらが勉強させられます。
そういう熱意と気力に巻き込まれて、力がないものも力が与えられていく、そう感じている今日この頃です。
しかし、どうも大学を遠く巣立ってしまうと、こういう学ぶ人たちのエネルギーにふれる機会もなかなかないということもあって、うりずん(若夏)の息吹をいつしか忘れていくこととなり、変に老成して出来合いの思想にあぐらをかいて、自らを問い続けることをやめてしまうということになる場合が結構多いのではないでしょうか。
そうではなくて、いつでも学ぶ現役、学ぶ生であるためにも、うりずん(若夏)の息吹にふれ、感じ取っていく生活が必要なのではないでしょうか。
そのためにも、大学という名の学びの道場を同窓生の皆様方の生活の一部として、いつも意識していただけるように、これからも大学と皆様方をつなぐミッションとして同窓会のホームページが活躍できればありがたいと思っています。



