社会福祉学部OB・OGメッセージ 一言で社会福祉といっても、その分野はさまざま。専門的知識や経験を必要とする場所は、大きく広がっています。本学部の卒業生も、多様な現場で活躍を続けています。 未来へ歩みはじめた卒業生 医療法人 宝美会 総合青山病院 勤務 石黒 嵩明さん 2018年 社会福祉学部 社会福祉学科 社会福祉専攻 卒業 愛知県立御津高等学校出身 取得資格:社会福祉士、精神保健福祉士、傾聴士 多くの先生がドリームサポーターとして、熱心に支えてくれたから夢が実現した 同朋大学では先生方と学生に深いつながりがあり、卒業後も相談ができます。実習の際、悩み事や疑問点を担当の先生に相談したことで、多種多様な考察の仕方を学ぶことができました。そこで医療の現場に携わり、地域に密着している病院で働きたいと考え、現職に就きました。他の病院からの入退院支援や、療養中の患者様・ご家族に対しての相談支援や情報提供などが主な業務です。同朋大学での学びから、一つの考え方にこだわらず、最大限に人のためになるように意識した仕事ができています。今後の目標として認定社会福祉士を取得するため、各地域で開催される研修会に参加し、自己研鑽しています。 社会福祉法人 一宮市社会福祉協議会 勤務 菱川 将希さん 2019年 社会福祉学部 社会福祉学科 社会福祉専攻 卒業 愛知県立古知野高等学校出身 取得資格:社会福祉士、精神保健福祉士 座学だけではなく現場を意識した実習内容で現場力が身についた 同朋大学は、キャリア支援の面接対策や筆記試験対策が充実しており、安心して就職活動に取り組めました。地元の地域福祉を推進したいと考えていたので、ボランティアに関する相談や活動先の紹介、小中学校での福祉教育ができる社会福祉協議会を選びました。在学中に学んだ相談援助の技法や知識が、実際の現場で活きているので、同朋大学に進学して正解でした。相談に来てくださった方が少しでも笑顔になって帰ってくれることにやりがいを感じ、私も幸せな気持ちになります。これからの目標として今よりも福祉教育を地域全体に推進し、その大切さを広めていきたいです。 名古屋市子ども青少年局子育て支援部 あけぼの学園 勤務 山北 麻由さん 2018年 社会福祉学部 社会福祉学科 子ども学専攻 卒業 三重高等学校(三重県)出身 取得資格・免許状:幼稚園教諭一種免許状、保育士、保育心理士(二種) サークルやゼミ活動、ボランティアを通して自身の価値観や考え方の幅が広がった 現在は子どもたちとの制作活動や課外活動など、さまざまな活動の中で子どもたちの成長につながる援助をしています。人と人との関係づくりやコミュニケーションの大切さを知ることができたのが在学中の最大の成果でした。小規模大学だからこその良いところだと思います。保育士として働くにあたり、専門知識をもって子どもの支援をするのはもちろんですが、保護者との関係づくりが最も大切だと感じています。保育士として保護者から学ばせてもらうことも多く、学生時代のさまざまな人との関わりが関係づくりの役に立っています。同朋大学は素敵な出会いがある場所で、勉強以外のことも充実させてくれる大学です。 学校法人 同朋学園 同朋幼稚園 勤務 笹田 佳奈さん 2018年 社会福祉学部 社会福祉学科 子ども学専攻 卒業 愛知県立犬山南高等学校出身 実践に基づいた大学でのさまざまな経験が今の自分を支えてくれる宝物に 幼稚園の先生になることが小さな頃からの夢でした。年々その想いは強くなり、今の職に就きました。学生が中心となってアイデア出しから携わり保育実技を学ぶ「キッズカレッジ」や、同じ敷地内の同朋幼稚園でのボランティア活動など、大学時代のさまざまな学びが今につながっています。できなかったことに挑戦し、たくさん練習してできるようになったことを嬉しそうに見せてくれるなど、担任として子どもの成長を身近で見られた時は自分のことのように嬉しくなり、やりがいと達成感を感じます。大学での学びや貴重な経験を活かし、園児に寄り添える先生になることが今の私の目標です。