建学の理念

同朋大学の理念

「同朋和敬」

同朋大学の建学の理念は「同朋和敬」です。親鸞の「同朋」精神は、「和」と「敬」という聖徳太子の精神によって実現します。
本学ではこの理念を「共なるいのちを生きる」とも言い表し、お互いの違いを認め合い、敬い、尊重し合える学友との出遇いを大切にしています。

親鸞聖人の教えに基づき互いに敬い尊重し合う

私たち人間は皆、はかりしれないいのち(無量寿)の世界を生きることが阿弥陀如来によって願われています。本学はその精神により「共に学ぶ」「共に育つ」場としてありたいと思います。

心と心が通じ合う距離をつくる

「共に学ぶ」「共に育つ」教育を実践するためには、お互いに心がふれ合える規模でなくてはなりません。だから同朋大学は適正な学生数にこだわっています。

真の幸せを求める

幸せとは心の問題であり、それは心の豊かさであり、心の安らぎです。21世紀はこれまでの反省に立って、心の豊かさが求められる時代となるでしょう。そのような時代にあって、本学に対する社会的要請はますます高まることでしょう。すなわち本学は21世紀にその存在価値を発揮し、社会に対して大きな貢献を為すことのできる大学であると確信しています。

学ぶとは何かを考える

本学は2学部3学科、大学院および別科を擁しています。学生のみなさんがそれぞれの分野で真摯に学び、専門知識を身につけ、種々の資格を取得することは当然ですが、学ぶということは単に知識を身につけるということではないはずです。学ぶとは何か。それは自分とは何か、自分にとって大切な人生とは何かを考えることであり、自らを学ぶことだと考えています。