教員紹介 氏名・職階 安藤 弥(あんどう わたる) 教授 自己紹介(出身地・出身校・学生時代の思い出・休日の過ごし方等) 三河国の真宗寺院に生まれ育つ。名古屋大学文学部史学科卒業、大谷大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。真宗大谷派擬講。大学生時代は体育会ソフトテニス部に所属し、東海・愛知両リーグとも1部で戦いました(主な戦績は七大戦団体優勝、東海学生個人ベスト16など)。厳しく楽しく取り組み切ったこの経験は今も糧になっています。休日はほとんど無く、動きまくっていましたが、コロナで状況が変わりました。家で子どもとキャッチボールなどをしたり、あとは何も考えずぼんやりしたりしています。また、住職も継承し(日常が大きく変わったわけではありませんが)、大学と寺院の相互に新たな視点と課題をいただいています。 専門・研究分野 歴史学 真宗史・仏教史・宗教史・日本史とくに戦国時代の宗教史を中心に研究しています(キーワード:戦国期宗教勢力、本願寺・一向一揆、東本願寺教如と信長・秀吉・家康、報恩講、三河・尾張地域史。大河ドラマ「どうする家康」に関与したのはとてもおもしろい体験でした。そろそろ次の単著の執筆を本格化させます)。なお、ゼミでは仏教文化を幅広く、あるときはジャータカ(釈尊前生物語)、『西遊記』、地獄図等も取り扱います。講義等のどこかで、ときどき『もののけ姫』… 学びの紹介 仏教学科では、基礎演習Ⅰ(1年生)や、真宗史、仏教史(日本)、仏教文化ゼミ(仏教史)を担当します。人文学科では、日本史特講や人文学ゼミ(日本史)を担当します。大学院では仏教人間学研究Ⅰや仏教史研究等を、別科(仏教専修)では真宗史と教化学演習B等を担当します。歴史の視点から、浄土真宗・仏教と日本社会を捉え、学びます。仏教の視点から、自分を学びます。ちょいちょいボケます。 学生・受験生に一言 「身、みずからこれをうくるに、だれも代わるものなし」(『大無量寿経』)誰もがかけがえのない日々を健やかに生きてほしいと願われています。 主な研究業績 論文:「徳川家康の晩年における仏教思想への関心」(『同朋文化』第19号、2024年3月) 分担執筆:『新編西尾市史 別編1 美術工芸・建造物』(愛知県西尾市、2024年1月) 編著:同朋大学仏教文化研究所編『親鸞・初期真宗門流の研究』(法藏館、2023年4月) 寺史:『三﨑山法泉寺史』(真宗大谷派三﨑山法泉寺、2022年11月) 単著:『戦国期宗教勢力史論』(法藏館、2019年3月)