教員紹介

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氏名・職階

飯田 直樹(いいだ なおき) 教授

自己紹介(出身地・出身校・学生時代の思い出・休日の過ごし方等)

千葉県生まれで、大阪市立大学入学以来、本学着任(2024年4月)まで、大阪で暮らしていました。学生時代は、同級生と日本史の勉強会を立ち上げ、先生や院生から論文の読み方などを学びました。それが現在の研究につながっているので、同級生や先生、院生の方にはとても感謝しています。休日は、子供と遊んだり、猫の相手をしたりしています。

専門・研究分野

日本近現代史で、特に社会福祉の歴史と身分制社会の解体史です。

学びの紹介

日本史概説や日本史特講など日本史関係の授業のほかに、24年間学芸員の仕事をしてきたので、博物館概論など学芸員資格科目も担当しています。歴史学の基本は、史料の読解にありますので、ゼミでは、史料をていねいに正確に読むことを重視しています。そして、ふつうの人々(庶民)の視点から歴史を総体的に理解することを目指しています。

学生・受験生に一言

何か一つでもよいので、夢中になれることを見つけてください。それが歴史学だとしたら、うれしいのですが…。そして、失敗をおそれずにいろんなことに挑戦してください。

主な研究業績

【著書】

  • 『近代大阪の福祉構造と展開 ―方面委員制度と警察社会事業―』(部落問題研究所、2021年)
  • 「町の近代化」(塚田孝編『シリーズ三都 大坂巻』東京大学出版会、2019年)
  • 「民生委員創設秘ストリー」(栄原永遠男編『館長と学ぼう 大阪の新しい歴史1』東方出版、2017年)
  • 「近代大阪の地域支配と社会構造 ―近代都市の総体的把握をめざして―」(『部落問題研究』194、2010年)
  • 「日露戦後の土木建築請負業者と大林芳五郎」(広川禎秀編『近代大阪の行政・社会・経済』青木書店、1998年)