教員紹介

氏名・職階

宮地 菜穂子(みやち なおこ) 准教授

自己紹介(出身地・出身校・学生時代の思い出・休日の過ごし方等)

愛知県出身です。
小学校から大学までバスケットボールとピアノに打ち込む日々でした。現在、休日は子ども達との時間を大切にしています。

専門・研究分野

子ども家庭福祉、特に社会的養護現場における発達支援を専門としています。
治療的支援、自立支援の在り方などに着目しながら、全ての子ども達が大切にされ、安心して生活できる環境づくりを目指した研究・支援活動に取り組んでいます。

学びの紹介

社会福祉学部の講義科目では「児童・家庭福祉総論」等を担当しています。子どもと家庭、その支援者を取り巻く環境や諸問題について、背景も含めて理解できるように学んでいきます。
3~4年生のゼミでは、子ども家庭福祉関係の支援者を目指す学生さん達が、子ども虐待や発達障害、社会的養護などを主な研究テーマとし、活発な意見交換を通して学び合っています。

学生・受験生に一言

学生時代には、積極的に現場へ出向き、たくさん挑戦して、失敗等を通して体験的な学びを積み上げていっていただきたいです。そして悩んだり迷ったりした時はぜひ教員に相談してください。学生と教員が一緒に考えながら、共に成長していけるのが本学の素敵なところだと認識しています。

主な研究業績

  • 『みらい×子どもの福祉ブックス 社会的養護 Ⅰ』(共著)株式会社みらい, 2020年
  • 「児童養護施設等退所児童の社会自立に関連する要因 ― 児童養護施設等における自立支援のための施設退所者実態調査結果より ―」(単著)『子ども家庭福祉学』18 , p54-67. 2018年
  • 「児童養護施設スタッフトレーニングプログラムの有効性に関する一考察 ~職員の基礎的支援技術向上を目指したペアレント・トレーニング応用の試み~ 」(単著)『児童養護実践研究』3, p3-17. 2015年
  • 「児童養護施設入所児童の適応行動 -日本版Vineland-Ⅱ適応行動尺度による検討-」(共著)『精神医学(医学書院)56(1), p43-52. 2014年
  • 「子どもの集団生活支援を行う職員が抱える支援の困難さ-児童養護施設及び情緒障害児短期治療施設の発達障害等の日常的な支援に工夫を要する子ども達に関する調査結果から-」(単著)『子ども家庭福祉学』12, p67-79. 2012年