教員紹介

氏名・職階

園田 博文(そのだ ひろふみ) 教授

自己紹介(出身地・出身校・学生時代の思い出・休日の過ごし方等)

東京都の生まれ。茨城県育ち。博士(文学)(東北大学)。
犬山城、岡崎城、名古屋城、熱田神宮、東山動植物園、愛知牧場、小幡緑地、牧野ヶ池緑地、猪高緑地、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)、ジブリパーク、ノリタケの森、名古屋市科学館、名古屋市博物館、瀬戸蔵ミュージアム、トヨタ博物館等に赴きました。

専門・研究分野

日本語学(日本語史)、日本語教育。

学びの紹介

「典籍文化研究」(大学院)、「国語学概論Ⅰ・Ⅱ」、「国語史」、「国語法」、「日本語文体論」、「人文学講読演習Ⅰ・Ⅱ」、「基礎演習」、「人文学演習」などの授業を担当しています。

学生・受験生に一言

最近気になる言葉はありませんか。小説を読んでいるとき、SNSを使っているとき、気になる言葉、気になる表現に出会っていると思います。コーパスやデータベース、国立国会図書館デジタルコレクションの検索等を駆使して、いっしょに楽しく調べていきましょう。

最近の卒業論文テーマは以下のとおりです。

・美化語の研究

・貴様という二人称

・一人称「おれ」の成立と展開について

・現代日本語における「数日」の感覚について

・新明解国語辞典の語釈に関する研究

・ベトナム人日本語学習者の助詞使用に関する研究

主な研究業績

  • 『日清戦争以前の日本語・中国語会話集』(武蔵野書院、2020年)(著書・単著)
  • 『台湾の日本語教科書と中国語会話書の研究―昭和20年まで―』(武蔵野書院、2021年)(著書・単著)
  • 「『亜細亜言語集』『総訳亜細亜言語集』における訳語と近代日本語─国立国会図書館資料OCR検索を活用して―」『近代語研究』第24集(武蔵野書院、2024年)(論文・単著)
  • 「『雑文穿袋』食物・時令佳節項目と『尺牘双魚』―尺牘資料の日本語への影響に関する一考察」大木一夫・甲田直美編『日本語変異論の現在』(ひつじ書房、2024年)(論文・単著)
  • 「『尺牘双魚』『行厨集』果品・穀食語彙の展開―明治期における水晶(スイカ)・仙餌(マンジュウ)を中心に―」『論究日本近代語』第3集(勉誠社、2024年)(論文・単著)