教員紹介

氏名

鶴見 晃(つるみ あきら) 教授

自己紹介(出身地・出身校・学生時代の思い出・休日の過ごし方等)

静岡県出身。大谷大学大学院文学研究科後期博士課程満期退学。学生時代、友人と多くの議論をしたことを思い起こします。拙いながらも論理立てて話したり、聞いたりすることは、自分でものを考える訓練だったと思います。学ぶ意欲を友人から沢山もらいましたし、今もそうです。

専門・研究分野

真宗学(真宗教義、『教行信証』、七祖教義、差別論)
親鸞の主著『教行信証』を中心に、真宗聖教の読解を行っています。現在は特に差別・人権の問題を視野に、親鸞思想が現代といかに関わるかを課題に取り組んでいます。

学びの紹介

真宗学演習(3、4年時)は親鸞の言行を今に伝える『歎異抄』を学び、教行信証講読演習では親鸞の主著『教行信証』を演習形式で講読していきます。また真宗学概論では、親鸞思想を研究するための基礎を築くため、真宗教義全般について学びます。

学生・受験生に一言

仏教には2500年の歴史があり、時代を超えて人びとの依りどころとなってきました。その思想は現代を生きる私たちにも大切な智慧(知恵)となると思います。深く人生を生きる思想としての仏教を学んでいきましょう。

業績

  • 「「屠沽の下類」考―河田光夫と親鸞―」、『同朋大学仏教文化研究所紀要』第40号、2021年
  • 『『観無量寿経』「是旃陀羅」問題とは何か』、真宗大谷派三重教区出版委員会、2021年
  • 「親鸞思想と聖徳太子」、『教化研究』166号、真宗大谷派教学研究所、2020年 など