2019年9月21日(土)、22日(日)『愛知大学野球リーグ(2部)秋季リーグ戦』7戦目、8戦目が開催されました。

ともに秋季リーグ戦通算3勝3敗と2位タイで並ぶ愛知大学との対戦となりました。

結果は以下の通りです。

 

2019.9.21 Sat. vs 愛知大学@名古屋経済大学グラウンド

同朋大学 2 - 3 愛知大学

 123456789HE
同朋大学 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 3 0
愛知大学 0 1 0 2 0 0 0 0 X 3 5 0

 

再三の好機を活かせず…接戦を落とす

先発の久保田淳希 投手(4年・名市工)は本調子でない中、試合を組み立て8回3失点。打線は3点を追う7回、機動力を活かして2点を返すも、反撃もここまで。接戦を落とした。

 

内村廣樹 コーチ

「久保田は悪いなりにまとめてくれた。打線も機動力を活かして、チャンスは作ったものの得点できませんでした。走塁ミスが多かったのが痛かったですね。ただ、選手たちはまだまだやれると思っているし、信じています。次の試合に向けてまた準備します。」

 

戸田大介 総監督

「愛知大学は昨年まで1部リーグにいたチーム。大きな差は感じなかったですが、勝敗を分けるのは勝負所での1プレーの質の差です。ウチはチャンスにあと1本が出なかったり、牽制死など走塁ミスも目立ちました。勝ち上がっていくには、少ないチャンスを確実にモノにして1点を取る。守りのミスからの失点を減らすことができないといけません。チーム全体でこの認識をもって日ごろから野球に取り組まなければいけません。今日のゲームは、愛知大学さんが1枚上でした。」

 

2019.9.22 Sun. vs 愛知大学@名古屋経済大学グラウンド

愛知大学 4 - 2 同朋大学

 1234567891011HE
愛知大学 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 4 6 2
同朋大学 1 0 0 4 0 0 0 1 0 0 0 2 7 3

 

タイブレークにもつれる激戦 最後はミスから自滅…痛い1敗に

タイブレークにもつれる延長11回の死闘となった。

先発の馬渕歩空 投手(2年・帝京大可児)は、序盤からハイペースで飛ばし相手打線をねじ伏せた。ベンチの期待に応える見事な投球を披露し、7回途中1失点で降板。

2番手は、前日先発の久保田淳希 投手がリリーフ登板。しかし、勢いづく相手打線を止められず、逆転を許してしまう。

1-2で迎えた8回裏、チャンスを作り、バッターは4番・川村侑也 選手(3年・津商業)

祈るように見つめるベンチ、観客の期待を一身に背負った打席。甘く入ったボールを見逃さず振りぬいた打球は、三遊間を破るレフト前への同点タイムリーヒット。

2-2。試合を振り出しに戻した。

その後、3番手でマウンドに上がった渡邊陵 投手(4年・帝京大可児)の好投もあり一進一退の攻防が続いた。

試合は9回で決着がつかず、無死1・2塁から始まるタイブレークに突入した。

延長10回表、相手打者は送りバントを試みるも2塁ランナーが飛び出してしまう。すかさずキャッチャーの上地ケンジ 捕手(3年・藤枝明誠)が2塁へ牽制し、封殺。

良い流れで迎えた10回裏、無死満塁のチャンスを迎える。しかし絶好のチャンスを活かせず、3者連続で凡退。サヨナラとはならず…。

迎えた11回表。好投を続けていた渡邊陵 投手がピンチを迎える。内野フライに打ち取ったかに見えたが、ここでミスが…。内野手の連携が乱れ、小フライをまさかのお見合い。

痛い勝ち越し点を献上した。2-4とされ、その裏、2死2・3塁と一打同点のチャンスを迎えるも、またもあと1本が出ず、延長11回まで及んだ接戦を落としてしまった。

 

馬渕隆雄 監督

「しびれる展開の良い試合でしたが、勝負所の1プレーの差が出たゲームでした。チャンスで見逃し三振が2つあったり、守りのミスが出てしまったのが敗因ですね。こちらの継投もひょっとしたらもっと良い方法があったかもしれません。こればっかりはタイミングもありますしね…。ここぞの場面でのあと1本、あと1アウトというところの勝負強さがウチの課題ですね。ただ、選手たちは今日のような接戦を経験していけば必ず強くなります。この試合の経験を次に活かしてもらいたい。明日からの1週間をどのように過ごすかが大切です。来週の試合、2つ取れるように準備するだけです。」

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内村廣樹 コーチ

「不甲斐ない試合をしてしまいました。見に来てくださった方、応援いただいた方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。」

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戸田大介 総監督

「勝てる試合でした。昨日も言いましたが、勝負強さが足りませんね。もっと強くならないと。攻めも守りもね。タイブレークになってからは、経験の差が出ました。10回裏の攻め、後攻だったので1点取ればサヨナラ勝ちという場面で、圧倒的にウチに有利な展開でした。あそこで外野フライ、スクイズとか確実に1点を取る攻撃の術を身につけないといけませんね。今日の負けは選手だけでなく、我々首脳陣も勉強させられるゲームでした。」

 

 

田立智英 選手(4年・帝京大可児) トップバッターで攻撃を牽引

「チームの課題であるチャンスでの1本が出ず、守りにもミスが出てしまいました。それが負けに繋がってしまったので、来週のゲームはそこを詰めて臨みたいと思います。」

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馬渕歩空 投手(2年・帝京大可児) 愛知大学戦(2戦目)に先発

「負けが続いていたので、悪い流れを断ち切ろうと思いマウンドに上がりました。あと一歩、勝ちへの流れを引き寄せられませんでした。次こそは自分の投球で、チームを救いたいです。」

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渡邊陵 投手(4年・帝京大可児) 愛知大学戦(2戦目)3番手投手として登板

「勝ちたかったです。逆転を信じて、集中して投げることができました。」

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上地ケンジ 捕手(3年・藤枝明誠) 攻守に存在感を見せる“扇の要”

「とにかく悔しい。最後までみんな本気で戦いましたが、どこか気持ちの弱さが出た試合でした。これまでのリーグ戦で一番成長できた試合になりました。これを次に活かします。」

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福嶋凌央 選手(3年・福井工大福井) 二塁手で先発出場。タイブレークでは、好機を生む犠打。

「ピッチャー陣がとても頑張っていた中で援護ができず、とても悔しかったです。気持ちを切り替えて、来週2勝して良い形でリーグ戦を締めくくりたいです。頑張っていきます。」

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川村侑也 選手(3年・津商業) 一時同点となるタイムリーヒットを放つ

「今日の試合は勝たないといけない試合でした。1点勝負だったので、ミスが痛かったです。タイムリーについては、思い切りよくいこうと決めていました。1打席目から良い感じで振れていたので、自信をもって打席に入れました。タイムリーとなってめっちゃ嬉しかったです。」

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リーグ戦、最終節は名古屋産業大学戦

次戦は9/28(土)・29(日)に名古屋経済大学グラウンドにて名古屋産業大学との2連戦となる。

▼9/28(土)13:00 試合開始 vs 名古屋産業大学@名古屋経済大学グラウンド

▼9/29(日)10:00 試合開始 vs 名古屋産業大学@名古屋経済大学グラウンド

 

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