2019年11月3日(日)千葉県・千葉ポートアリーナで行われた『2019年度 講道館杯全日本柔道体重別選手権大会』に河端風(1年・大成)が出場しました。

結果は以下の通りです。

 

 

戦績

57kg級

🔶河端風 選手(1年・大成)vs 鶴岡来雪 選手(コマツ) 

抑え込み一本負け。
 
相手は社会人の強豪選手。序盤、得意の内股を中心に技を仕掛け、立技では互角に渡り合う。しかし、中盤に差し掛かったところで、一瞬の隙を突かれて抑え込み一本負け。
 
 
 
 

インタビュー談話

河端風 選手(1年・大成)

🔶社会人の強豪・鶴岡選手との対戦について

立ち技に関しては、実業団の選手と互角くらいの力と技術はあったと思います。ただ、寝技に関しては自分自身が苦手にしていることもあり、鶴岡選手の方が上でした。寝技をもっと強化していきたいと思いました。もちろん、立ち技ももっと強化しなければいけません。

 

🔶講道館杯を終えて

1回戦で負けてしまいましたが、今までで、一番自分らしい柔道ができたと思います。今日で今年の試合は全て終わったので、来年の試合に向けて切り替えて頑張っていきたいと思います。来年は少しでも上のレベルに上がれるように頑張ります。」 
 
 
 
 
細木勁吾 監督

🔶講道館杯 河端選手の試合を振り返って

「結果には満足していませんが、この日本最高峰の講道館杯に1年生で出場した河端を称えたいと思います。試合も序盤は技出しも早く、良く攻めることができていましたが、相手は国際大会にも選ばれてる選手で、経験の差が最後に出たように感じます。来年以降はこの大会に出場するだけでなく、1つでも多く勝てるような準備を選手と共にしていきたいと思っています。

 

🔶自身は講道館杯とは無縁だった現役時

「僕は現役時、講道館杯には出場していません。無縁でした。その点、出場した河端は凄いですよ、正直。出るだけで満足ではダメですが、凄いことです。河端はもう僕を超えましたね(笑)他の選手にも僕を超えてもらいたいです。選手たちの成長スピードはめちゃくちゃ速いです。入学前より上手くなっているし、強くなっています。たくましいですよ本当に。」

 

🔶監督2年目 孤独な監督業

「監督としての2年目も終盤に差し掛かっていますが、僕の人生の大部分を占める“柔道”の監督を仕事にでき幸せを感じています。ただ、監督業は非常に孤独なものでもあります。そう簡単にはいかない、結果を出すことが難しい世界であることも十分理解しているつもりです。非常にやりがいのある、そして生きがいのある毎日を過ごさせてもらいながら、その反面、不安や恐怖、そういった色んなものと闘いながらの日々でもあります。」

 

「この大会に出場するにあたり、ご支援、ご声援をいただきまして誠にありがとうございました。OBの皆様、大学関係者の方々、そして応援してくださった全ての方々に部を代表して御礼申し上げます。今後も本学柔道部への温かいご支援とご声援を宜しくお願いします。」

 

 

講道館杯とは…?

講道館杯全日本柔道体重別選手権大会は、毎年11月に開催される体重別柔道日本一を決定する日本最高峰の大会。

オリンピックや世界選手権、その他国際大会の選考を兼ねている。

高校、大学、実業団等の各カテゴリーのトップ選手のみに出場権が与えられる大会である。