徳川家康(1543-1616)は戦国乱世を終結させ、江戸幕府を開いた人物として知られますが、その覇業の歴史はどのように語り継がれたのでしょうか。江戸時代を通じて多くの編纂物が制作され、その中で家康の原風景を垣間見ることもできれば、家臣たちの武勲伝、家康と戦った側の歴史像、家康の神格化(東照大権現)の問題など、さまざまなテーマを見出すことができます。今回の展示では徳川創業を物語るさまざまな文献史料(第一章)、また家康とその周辺の人物に関わる絵画・文献史料(第二章)を紹介します。第一期の展示は名古屋造形大学、第二期は同朋大学で行います。観覧は無料ですので、ぜひお越しください。 第一期(会場:名古屋造形大学 アートストリート ボックス04)■会期:2023年4月14日(金)~24日(月) 平日:13:00-18:00 休日:11:00-18:00 ■ギャラリートーク:2023年4月15日(土)16:00~(30分程度) 解説:安藤 弥(同朋大学 文学部 仏教学科・教授) Profile 同朋大学 佛教文化研究所所長。本展示企画のプロデュース。 大河ドラマ「どうする家康」第7話~第9話に資料提供をして関わるとともに、脚本等への助言も行いました。さらに第7話に出演もしています。 第二期(会場:同朋大学 Doプラザ閲蔵1Fギャラリー)■会期:2023年7月7日(金)~18日(火) 9:30-17:00(最終日は16:00まで) ※日曜・祝日は閉室 ■ギャラリートーク:2023年7月8日(土)14:30~(30分程度) 解説:安藤 弥(同朋大学 文学部 仏教学科・教授) 【同時開催】大河ドラマ「どうする家康」パネル展示(主催:NHK名古屋放送局)両期間中、大河ドラマ「どうする家康」の出演者等身大パネルなどの展示も同時開催します。等身大パネルは、徳川家康をはじめ5体程度を予定しており、写真撮影も可能です。こちらも観覧無料です。