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学部・大学院

同朋大学 出張講義


同朋大学では、本学の教員が高等学校で行う出張講義(無料)を行っています。
探究学習においても活用できる講義テーマが揃っています。
ご希望の分野(心理学・福祉・保育・幼児教育・文学・歴史・哲学・仏教)がございましたら、お気軽に入試広報課までご連絡ください。

出張講義 申込方法

開講期間 2024年度も開講しております。ご希望の分野をご連絡ください。
※下記の講義テーマ例は過去実績です。実施時間等、ご相談に応じます。
申込方法 電話または出張講義申込フォームよりお申込みください。
※派遣講師の日程調整のため、原則1ヶ月前までにご連絡ください。
申込先 同朋大学 入試広報課
9時00分~18時00分(土曜・日曜・祝日は休み)
〒453-8540 名古屋市中村区稲葉地町7-1
電話:052-411-1247
E-mail:nyushi@doho.ac.jp

講義テーマ例

社会福祉学部 社会福祉学科 社会福祉専攻

さまざまな分野で利活用される情報通信技術

講師名:石川 洋 教授
分野:情報システム開発
時間:45分
会場準備物:プロジェクター
受講生準備物:―
本学準備物:ノートパソコン(教員用)、当日の配布資料

高校では情報Ⅰを(場合によっては情報Ⅱも)学びます。なぜ情報について学ばなければならないのでしょうか。いまや情報通信技術はさまざまな分野で利活用されているので、基本的な内容を知っておく必要があるからです。本授業では、情報通信技術の基礎と、さまざまな分野での利活用状況について説明します。

日本の道徳教育が向かう道

講師名:岩瀬 真寿美 准教授
分野:教育学
時間:45分
会場準備物:プロジェクター
受講生準備物:筆記用具
本学準備物:ノートパソコン

いじめや不登校といった数々の教育をめぐる問題を常にニュースなどで見かけます。大人から子どもたちに伝えたい生き方とはいったい何なのか、「正しさ」は時代や文化によって異なるのか、自分の正義と他者の正義が対立するときに私達は何を基準とすべきなのか、意図と結果とどちらに重きを置いて物事を判断すればよいのかといった、道徳を考える上での根本的な問題を考えます。また、近年の道徳科に至るまでの、戦前からの徳育の歴史を参照しながら、皆さんがこれまで受けてきた道徳の授業がどのように組み立てられていたかを振り返ります。さいごに、人間形成の理論を紹介し、日本の道徳教育が向かう道について様々な方面から皆さんと想定し議論します。

“地域福祉”って何だろう?

講師名:加藤 昭宏 専任講師
分野:地域福祉
時間:45分
会場準備物:特になし
受講生準備物:―
本学準備物:当日の配布資料

社会福祉学部では、社会福祉について学びます。
では、そもそも「福祉」とは何なのでしょうか。なんで、「社会」がつくのでしょうか。そして「地域福祉」とは、一体何なのでしょうか。「高齢者福祉」「児童福祉」「障がい者福祉」などとは、違うものなのでしょうか?この授業では、これらについて皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

社会福祉の歴史と経済

講師名:工藤 隆治 教授
分野:社会福祉
時間:45分
会場準備物:特になし
受講生準備物:―
本学準備物:―

社会福祉が最初に対象にした社会問題は、生活困窮です。本講義は、日本とイギリスの社会福祉の歴史を理解しながら、生活に困窮した原因を明らかにします。資本主義経済と社会福祉には、密接な関係がありますので、社会福祉と経済の関連を確認します。また、慈善組織協会(COS)やセツルメントなどの活動を紹介することにより、社会福祉の支援の方法も学習します。皆さんが、主体的に社会福祉について考える機会になればと思っています。

認知症の高齢者とのコミュニケーション

講師名:汲田 千賀子 准教授
分野:高齢者福祉
時間:45分
受講生準備物:特になし

2025年、日本における認知症高齢者は700万人になると予測されており、それは高齢者の5人に1人が何らかの症状があることを意味しています。認知症になると何もわからなくなってしまうのでしょうか。もし、自分が記憶を長時間保持することができない病気になったとしたら周りの人たちにどのように声をかけてほしいでしょうか。本講義では、認知症について学びながら、認知症高齢者とのコミュニケーションの方法について考えていきたいと思います。

介護と地域の国際化

講師名:村上 逸人 准教授
分野:介護福祉
時間:45分
会場準備物:プロジェクター
本学準備物:ノートパソコン

日本は、フィリピンおよびインドネシアとベトナムとEPA(経済連携協定)を締結し、介護福祉士候補者の受入れをしてきた。2017年の秋には技能実習生として東南アジア諸国から外国人介護職員の来日も始まり、介護現場に国際化の波が押し寄せようとしている。受入れ先の介護施設では日本人介護職員と外国人介護職員との協働に期待する声があがる一方で、外国人介護職員を迎える介護施設では、日本語の研修や国家試験受験にむけた職員研修、そのほか地域への定着と生活支援といった課題にも直面している。そうした状態にある我が国の介護福祉の現場についてお話します。

“相談にのる”って何すること? 〜精神保健福祉士の面接,紹介します〜

講師名:吉田 みゆき 教授
分野:精神保健福祉
時間:45分
会場準備物:面接場面を再現する際に使用する椅子2脚、小さな机1つ
本学準備物:当日の配布資料

精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)は、クライエントと共に彼らが抱える生活上の課題の解決をはかっていきます。しかしそれはワーカーの「熱き心」だけでは成り立ちません。ではどうするのか…。面接場面を通して具体的に紹介します。

日本の社会保障

講師名:渡邊 幸良 教授
分野:社会福祉
時間:45分

私たちは、自由な生活を営むために働いていますが、いつも健康であるとは限りませんし、年を取って若い時のようには働けなくなってゆきます。また、景気や産業構造の変化によって、低賃金になったり失業したりするかもしれません。このような個人の責任や努力だけでは対応できない事柄に対して、必要な生活保障をおこなうのが社会保障です。本講義では、生活保障としての社会保障を分かりやすく理解します。

社会福祉学部 社会福祉学科 子ども学専攻

なぜ音楽は必要なのか?

講師名:疇地 希美 専任講師
分野:音楽教育
時間:45分
会場準備物:プロジェクター
受講生準備物:特になし
本学準備物:特になし

ヒトの発達において音楽は大切な役割を担っています。乳児期には赤ちゃんへの子守唄、幼児前期・幼児後期のわらべうたや手遊び歌、学童期には学校の授業や部活、学校外での音楽活動等を通して、ヒトは様々な能力を身につけます。その後の青年期、成人期、壮年期、老年期においても、人生のさまざまな場面で音楽は重要な役割をはたします。ではなぜ、音楽はそのような役割を担っているのでしょうか。また、その役割をとはどういったものでしょうか。人の発達段階における音楽の役割について、具体例を示しながら紹介します。学生の皆さんと実践し、体感を通して考えていきます。

子どもを理解するってどんなこと?

講師名:勝野 愛子 准教授
分野:保育
時間:45分
会場準備物:プロジェクター
受講生準備物:筆記用具、ハサミ、のり
本学準備物:当日配布資料、遊びの教材(折り紙、新聞紙)、ノートパソコン

保育者にとって子ども理解はかなり重要なことの一つだといわれています。では、保育者は子どもをどのように理解しているのでしょうか。保育者の子ども理解を学んでいくために、この講義では、子どもってこんなところがあるということを、子どもの発達や実際の子どもの様子、エピソードを通して学びます。子どもがどんなことに興味を持っているのか、子どもたちの遊びを実際に経験しながら楽しく学びたいと考えています。

赤ちゃんの姿勢から分かること

講師名:神谷 良恵 専任講師
分野:乳児保育
時間:45分
会場準備物:プロジェクター
受講生準備物:筆記用具
本学準備物:ノートパソコン、メモ用紙(A4コピー用紙)

電車の中、道端、スーパーマーケットの中、公園や遊園地など、私たちは様々な場所で赤ちゃんに出会い、赤ちゃんとすれ違います。家族や親せき、知人など身近な人の所に赤ちゃんが生まれることもありますね。そんな時、「この赤ちゃんは何か月くらいだろう」と思ったことはありませんか。生まれたばかりの赤ちゃんは1年くらいで立ち上がり、歩き出しますが、その間に首を持ち上げたり、寝返りをしたり、ハイハイをしたり、様々な動きをして姿勢を変えています。ふと目にする赤ちゃんが、だいたい何か月くらいかなと分かるとちょっと楽しいと思いませんか。本講座では、赤ちゃんの写真からクイズ形式で予測を立て、答え合わせをする中で解説をしていきます。また、赤ちゃんとコミュニケーションが取れる簡単なわらべ歌を紹介します。通りすがりの赤ちゃんや身近な関係の赤ちゃんに親しみを持ってもらえたら幸いです。

保育という仕事~子どもから学ぶ保育者をめざして~

講師名:北島 信子 教授
分野:幼児教育学
時間:45分
会場準備物:-
受講生準備物:筆記用具
本学準備物:当日の配布資料

保育のなかでも、幼稚園・保育所・こども園等の保育者の職務内容や果たす役割について、実践例とともに紹介していきます。少子高齢化が進み、就学前保育施設の果たす役割がこれまで以上に注目されています。保育とは、子どもへの指導援助はもちろんのこと、保護者支援や地域との連携も大切です。そして、保育という仕事において最も重要なことは子どもたちの声を聴きとる力です。「子どもがかわいい」「子どもが大好き」から出発して、子どもから学ぶ保育者をめざして、保育現場の先生方が日々奮闘されている事例を紹介します。

育ちの根っこ~子育て・療育・つながる支援~

講師名:藤林 清仁 准教授
分野:障害児保育
時間:45分
本学準備物:当日の配布資料

保育士として働くうえで大切な「科学的な視点」とは何かをお話していきます。各年齢における子どもの発達的な特徴を踏まえながら、大人が「困った」と思う行動の本質的な意味は何か、子どもへの視点とかかわり方について事例を交えながら紹介します。子どもは「おもい」や「ねがい」を持つことから発達していきます。育っていく上での根っこになることは何か、大切にしてほしい視点をお話していきます。興味がある高校生がいれば、障害のある子どもが通う療育の施設について、保育士がどのように活躍しているか紹介します。

社会福祉学部 社会福祉学科 心理学専攻

「心」って何だろう

講師名:石牧 良浩 教授
分野:心理学
時間:45分
受講生準備物:筆記用具

友人や恋人、同僚などといい人間関係を保っていくために、他者の心を理解することが大切だといわれています。しかし、「心」についての定義づけは非常にあいまいです。心を構成する要素としては、感情や知能、感覚、記憶など様々なものがありますが、この講義ではまず、「心とは何か」という、心理学の入り口のテーマについて、日常生活の様々な事例や簡単な心理テストなどを用いながら解説します。できるだけ興味深く、わかりやすい内容の講義にしていきたいと考えています。

「笑いと健康~最近笑っていますか?~」

講師名:福島 裕人 准教授
分野:臨床心理学・健康心理学
時間:45分
会場準備物:―
受講生準備物:―
本学準備物:―

「笑う門(かど)には福来る」と言われることわざにもあるように,笑いにはさまざまな健康効果が示されています。本講義では笑いや笑顔(スマイル)の心身に与える効果について簡単にご紹介し,日々健康で楽しい生活を送るために,笑いや笑顔を活用するコツについて体験を交えて紹介します。皆さんと楽しい時間を過ごすことができたら大変嬉しく思います。

文学部 人文学科

『もののけ姫』に歴史を読む

講師名:安藤 弥 教授
分野:日本史
時間:45分

宮崎駿監督のアニメ映画『もののけ姫』には、日本中世史の研究成果がとても多く盛り込まれています。日本列島を東から西へと移動するアシタカ、旅の途中で立ち寄る都の風景、そしてたどり着いたタタラ場で元気はつらつな女性たち、白い包帯を身に巻いている人たちが問いかけること、石火矢(鉄砲)に刻まれた龍の紋章は何を意味するのか、〈もののけ姫〉の生きる世界、そして〝神殺し〟とは?さりげない描写に深い意味が込められていることもあります。『もののけ姫』を歴史学的視点から読み解きます。

親に捨てられた子はどのように育てられたか?その歴史を振り返る

講師名:飯田 直樹 教授
分野:日本史
時間:45分
会場準備物:プロジェクター
本学準備物:ノートパソコン

日本の歴史において、特に江戸時代以降、捨て子たちは、どのように育てられたのでしょうか?我が子を捨てざるをえなかった親の事情についても確認しながら、捨て子を我が子として育てた人々の思いや目的などについて、できるだけ史料に即して説明したいと思います。

オアシスに残るエジプト文明

講師名:古川 桂 専任講師
分野:古代エジプト史
時間:45分
会場準備物:プロジェクター

「エジプトはナイルの賜物」というヘロドトスの言葉の通り、エジプト文明はナイル川という大河の流域で生まれ、育まれた文明です。しかしナイル川から遠く離れたエジプト西方砂漠のオアシスにもエジプ文明は根付いていました。大河のない場所で、エジプト文明はどのように発展していったのでしょうか。西方砂漠の最も南に位置するハルガ・オアシスでの調査を元に、その謎を解き明かしていきます。様々な科学的手法(遺跡探査衛星画像の解析、3次元計測など)を用いながら行なっている調査の様子なども交えながらお話ししていきます。

「休み時間」「放課」「大放課」の語誌―日本語の歴史的変異・地域的変異を考える―

講師名:園田 博文 教授
分野:日本語学(日本語史)
時間:45分
会場準備物:マイク
受講生準備物:筆記用具
本学準備物:当日配付資料

皆さんは授業と授業の間の休みを何と言っていますか。愛知県内(名古屋市内)では「放課」と言っています(私も調査を行って確かめました)。ただ、一歩県外に出ると通じないようです。「放課」という語・概念の成立とその後の展開について、「休み時間」「大放課」等の語も踏まえながら一緒に考えてみたいと思います。

物語の伝承を考える―浦島太郎の場合―

講師名:箕浦 尚美 准教授
分野:日本文学
時間:45分
会場準備物:プロジェクター

「昔々浦島は、助けた亀に連れられて」と歌われる浦島太郎の物語は、古くは『日本書紀』や『万葉集』など、奈良時代の文献にも見ることができます。海の彼方へ行った浦島が戻ってきて玉手箱を開けてしまうという部分はどの時代のものも同じですが、物語の各部分は、現代に至るまで幾重にも変化を重ねてきました。その変化の一部を紹介し、物語が時代を経て伝えられることについて考えたいと思います。

文学部 仏教学科

宗教と人間(親鸞と現代)

講師名:安藤 弥 教授
分野:宗教学
時間:45分

宗教とは、私たちが人間として、なにをよりどころにして生きていくのか、考えていくことです。そうした宗教と人間の課題について、今から800年ほど前に生きた親鸞という歴史上の人物の生涯をたどり、確かめていきます。また、親鸞がよりどころにした浄土真宗という仏教が、現代社会のさまざまな歌や言葉の世界に見出せることをお話しします。

仏教ってなんだろう?

講師名:市野 智行 准教授
分野:仏教(宗教)
時間:30分

皆さんは、お寺や神社、教会に行くことはあるでしょうか?普段の生活ではあまりないかもしれません。でも、クリスマスにはお祝いをし、大晦日には除夜の鐘を突き、また初詣でおみくじを買うという人は意外と多いかもしれませんね。宗教というのは思いのほか身近に存在しています。しかし、身近に感じることは決して多いとは言えません。では、宗教というのは、私たちにとって一体何でしょうか?私たちとどう関係するのでしょうか?もしくは必要なものなのでしょうか?少しだけ考える時間を一緒に作りたいと思います。
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