広く仏教に学び、真宗大谷派教師資格を取得する
人間とは何か、生きるとは何かという真理について仏教、特に親鸞の思想に尋ねます。
混迷する社会に生きる私たちが、共に学び共に考える場を創っています。
同朋大学で仏教を学ぶ魅力
住職を目指す真宗大谷派教師資格 傾聴士
同朋大学では、親鸞の教えに生き、教化にたずさわる人を育成しています。履修後に真宗大谷派教師資格を取得できます。
また、同朋大学が独自に認定する傾聴士(認定資格)の資格も取得が可能。傾聴とは、対象者の話を真摯に聴きとり、対象者の話が促進されるように、また対象者の気持ちの整理がつくように援助するための態度です。
50歳以上授業料半額!社会人・シニアへの積極支援!!
50歳以上の方には全員に授業料の半額と入学金相当額を支給する奨学金制度があり、学費の負担を低減します。
入試も、大学受験から遠ざかった方の学び直しを応援。50歳以上の入試は面接のみです。
社会人入試は小論文・英語・面接です。※大卒者は2・3年次編入での入学も可能です。
このような人が向いています!
- 実家のお寺を継ぎたい・住職を目指す人
- 仏教やその文化に興味がある人
- 宗門関係職を目指す人
- 教員を目指す人
- 親鸞聖人の教えに興味がある人
- 人間が生きる意味・その心理を学び、社会に貢献する意欲の高い人
- 「本当の幸せや真実の幸福とはなんだろう」と疑問をもち、見識を高めたい人
- 勤行の調声や法話に興味がある、あるいは心を動かされた人
このような資格を取ることができます!
- 真宗大谷派教師資格
本学では親鸞の教えに生き、教化にたずさわる人を育成しています。 - 中学校教諭1種免許状(宗教)
中学校で「宗教」の授業を行うために必要な教員免許状です。 - 高等学校教諭1種免許状(宗教)
高等学校で「宗教」の授業を行うために必要な教員免許状です。 - 学芸員
博物館や美術館で資料の収集、保管、展示、調査研究などを行います。 - 社会教育主事(任用資格)
教育委員会事務局などで働く専門職員で、社会教育の専門的な助言・指導を行います。 - 障がい者スポーツ指導者 初級スポーツ指導員(認定資格)
(財)日本障がい者スポーツ協会によって公認される資格です。 - 傾聴士(認定資格)
同朋大学が独自に認定する資格です。 - グローバルソーシャルプラクティショナー(認定資格)
同朋大学が独自に認定する資格です。
学びのポイント!
少人数教育
内容の濃い講義を実現する
ゼミ(演習)や講読はもちろん、講義でも少人数教育が徹底されており、教員と学生の距離が近いのが特徴です。
親鸞の教えを単に教理として学ぶだけでなく、実践的な人間の救いを課題とする仏教学科では、教えるものと教えられるものに距離があっては成り立ちません。教えるものもまた、仏法に学ぶものなのだということを、常に意識しながら指導にあたっています。
知文会館
地域と交流しながら実践学習で多くを得る
名古屋駅西口近くにある大学の研修施設「知文会館」では、社会に向けて誰でも気軽に参加できる「聞法(仏の教えを聴くこと)の場」を設け、毎月29日には「真宗講座」を開講しています。
親鸞の教えを記した『歎異抄』の各条を取り上げます。そこへ学生も参加し、勤行の調声(進行役)や法話(仏教の話)に取り組み地域の方々との年齢を越えた交流が生まれています。
仏教文化
海外の歴史遺産を訪ね仏教文化を肌で体験
人文学科と合同で実施している海外文化研修では、仏教が花開いたインド、中国、アジアの国々を訪れています。
2010年度はインドへ。2011年度はタイ、カンボジア、ラオスを。2012年度は中国。
海外の仏教文化に直接触れ、教員と共に学ぶことのできるまたとない機会です。諸条件を満たせば、「海外文化研修」の単位は2単位取得することもできます。
実践実習
実物資料に触れて学べるのも本学の醍醐味。同朋大学仏教文化研究所で収集した貴重な資料を見ながら、その意味や教訓を学ぶ機会があります。
各分野の専門家をゲストに呼び、多角的に仏教を学ぶ機会を提供しています。知的好奇心を刺激する体験が数多く待っています。
経典を発声する声明の演習授業もあります。僧職を目指す人たちにも実践的な学びの機会となっています。
PICK UP授業
真宗史
浄土真宗の歴史について、前期はとくに真宗大谷派(東本願寺)教団を中心に、その歴史的展開を通史的に概論します。歴史を知らずして浄土真宗の教えの真実を知る事はできません。最初から最後までたどりつつ、後期は真宗聖教を歴史的に位置づけるとともに、そうした聖教や法宝物の取り扱いも実践学習していきます。
その時代の書物にもふれ学びを深められます。
圧倒的に資料が充実していて、中にはその時代に実際に人の手で書かれた書物を扱うこともあります。さらに、実技で掛け軸の掛け方なども学べるなど、実物を目で見て、手でふれながら学びを深めていけることが印象的でした。
山田業流さん(岐阜県羽島高等学校出身)
パーリ語基礎学
インドの古代言語である「パーリ語」の基礎知識を学ぶ授業です。原始仏教の多くの文献がパーリ語で書かれており、それらの文献を通じて、長い時代を経て受け継がれてきた仏教の初期の姿に触れることができます。読み方や表記をはじめ、名詞と動詞の変化、および構文についても理解して、簡単な原子仏教文献が読めるようになることが目標です。
パーリ語はわかった時の喜びが格別です。
私は入学式や行事でパーリ分の三帰依文を知り、パーリ語に興味を持つようになりました。文法がとても難しかったですが、3年間いろいろな授業を受けてきて、パーリ語の問題ほど解けて気持ちよいものはないと思っています。
木村千夏さん(愛知県豊田市高等学校出身)
教員メッセージ
仏教の格言 人生は長さのみではない。幅もあれば、深さもある。
伊東恵深 専任講師
これは、親鸞聖人の教えに出遇われた金子大栄という方の言葉です。健康で長生きできることは幸せです。しかし、人生を本当に豊かにするのは、一生のなかで誰と出会ったか(幅)、また何を学んだか(深さ)、ということではないでしょうか。親鸞聖人の教えを学ぶということは、自分自身を学ぶということです、人生について、一緒に考えてみませんか。
資格豆知識
真宗大谷派教師資格
浄土真宗大谷派の寺院で住職を務める方に必須で求められる資格です。特定の大学や教育機関で定められた履修科目を取得した上で、本山で修練(2週間の宿泊修行)を夏・冬の2回受講することで取得できます。僧職として人生を考えるきっかけを提供したり、生と死に向き合ってお勤めをしたい方、お寺を継ぐことを希望する方が取得を目指しています。
※尚、本資格の取得には事前に僧籍(得度)を取得している必要があります。
傾聴士 同朋大学認定資格
傾聴士とは、対象者の話に耳を傾けて、集中して聴き、対象者を受け容れ、対象者に寄り添い、対象者の話が促進されるように、また対象者の気持ちの整理がつ くように援助します。さらには、対応できないような問題を抱える対象者がいた場合に、専門家に繋ぐ役割もします。傾聴士には一種と二種があり、同朋大学が 独自に認定する資格です。
- 傾聴士(一種)
社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、保育士、教員免許、認定心理士、真宗大谷派教師のいずれかの資格取得が前提で、傾聴活動をする人を育成したり、コーディネートすることが可能な資格です。 - 傾聴士(二種)
傾聴士の基礎資格で、傾聴活動をする上で役立つ資格で、活動をバックアップする資格でもあります。この資格は科目等履修生でも取得可能です。
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同朋大学 入試・広報センター
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