社会福祉専攻 介護福祉コース
近未来の「介護福祉」を考え、
本人本位の「生活支援」を学び、探求する人材を育てる。
介護福祉士に加え、社会福祉士または福祉科教員免許の取得も目指せます。
ケアワーカーとソーシャルワーカーの両方の専門性を磨くことができます
下山 久之(しもやま ひさゆき)先生
介護福祉コースの履修はほかのコースと重なっていることが多いため、いろいろなコースに在籍する学生と共に学び、一体感を高め、協力し合える仲間になっていきます。学生時代からチームワークを学ぶ良い機会だと言えるでしょう。
また、10週間の介護実習で実際の施設利用者さんと接し、介護福祉の専門性を高めていくことができますし、介護福祉士のみならず、社会福祉士国家試験受験資格の取得も可能です。2つの専門性が身につくため、利用者さんの困りごとに具体的に応えることができるようになるはずです。
学びの特徴
介護福祉の専門知識と技術を学び、介護の現場を引っ張っていきたい。
取得できる主な資格 | 介護福祉士(国家試験受験資格) |
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授業PICK UP | 『生活支援技術』 介護技術としての技法を教員のデモンストレーションから学ぶだけでなく、学んだことをその場ですぐ実践しながら、体得していきます。対象者の生活全体を意識しながら、その人の状況に合わせた生活支援が提供できる支援の方法を学びます。 |
歩む未来 | 特別養護老人ホーム、身体障がい者施設、高等学校教員(福祉)など |
STUDENT'S VOICE
介護福祉コース 2年 伊藤 千夏さん
愛知県立桃陵高等学校 出身
4年間の学び
1年次
介護福祉分野の基礎知識と技術を修得
授業PICK UP
介護概論
地域包括ケアシステムの構築、地域共生社会の実現に向けて、介護福祉を取り巻く動向を学びます。その際、介護の目的、介護保険、認知症ケア、ICT を活用した生活支援、社会福祉士および介護福祉士法などを学びます。
2年次
介護実習と関連付けた知識を修得
授業PICK UP
介護福祉総合演習
各介護福祉総合演習では、各介護実習が豊かな学びの機会になるように、実習の目的や記録・報告書の書き方を学び、福祉実践力を身につけます。履修科目と実習の関連性を意識し、さまざまな演習から学びます。
3年次
各実習から介護福祉実践力を修得する
授業PICK UP
介護過程とチームアプローチ
介護過程とチームアプローチの視点から、多様な介護福祉現場の利用者を観察し、情報収集、情報の解釈、関連付け、統合化、課題の明確化といったアセスメント、計画の立案、実施、評価・修正、多職種連携、多職種協同を学びます。
4年次
各実習から専門職の応用力を修得
授業PICK UP
医療的ケア
医療的ケアの知識と技術を学ぶことによって、経管栄養、喀痰吸引に関する手技を身につけます。住み慣れた地域で安心して暮らすことができるように、医療的ケアを必要とする重度化した利用者への生活支援を学びます。
取得できる主な資格
- 介護福祉士*1(国家試験受験資格)
- 社会福祉士(国家試験受験資格)
- 教員*2(中学一種「社会」)(高校一種「福祉」「公民」)
*1 介護福祉士国家試験受験資格課程履修者(定員40名)の決定は入学直後の学内選考により行います。
*2 成績が基準に達していない場合は履修できないことがあります。