教員紹介 氏名・職階 山脇 雅夫(やまわき まさお) 教授 自己紹介(出身地・出身校・学生時代の思い出・休日の過ごし方等) 出身地:愛知県岡崎市です。 出身校:京都大学文学部です。 学生時代の思い出:友人たちとの読書会です。大学の近くの喫茶店に陣取って、カントやヘーゲルの原典を読みました。数時間かけて2,3行しか進まないこともありましたが、哲学科の学生をやってたなぁ、と思います。 休日の過ごし方:最近は草と戦っています。 専門・研究分野 哲学、特にヘーゲルを中心としたドイツ古典哲学です。 学びの紹介 現代社会を理解するために哲学は欠かせません。今話題のSDGsなども、環境倫理、ジェンダー、平等、貧困など、哲学的な問題が満載なのです。わたしのゼミでは、こうした現代社会の諸問題を扱ったテキストの読解を通して、現代社会を考察するための哲学的視点を学びます。 学生・受験生に一言 曇りない眼で世界を見、その中での自分の「生」のあり方を考える、それが哲学です。哲学を学んで、いろいろな偏見から自分を解放し、広い視野と柔軟な思考力を身につけましょう。 主な研究業績 判断と推理――ヘーゲルの媒辞の存在論(『状況』2016年6/7月号所収) 「概念」の実現として吟味――『精神の現象学』「緒論」における知の構造、(『高野山大学論叢』54巻。2019年) シェリング積極哲学の新しさ(ちくま新書『世界哲学史』第7巻所収。2020年) フィヒテ、ラインホルト、マイモン(ミネルヴァ書房『ドイツ哲学入門』所収。近刊)