2022年度 愛知大学野球連盟 秋季リーグ戦2部Bリーグ の結果を報告いたします。

同朋大学は2位（7勝3負）　でリーグ戦を終えました。

リーグ戦後、前主将の落合選手と、新主将に選ばれた武田選手にインタビューを行いました。

落合　瞳伊選手（左）、武田　玲央選手（右）

－まずはお疲れ様でした。リーグ戦を振り返っていかがでしょうか。

落合：
春のリーグ戦ではピッチャーが荒れる試合もあったり、打てなかったりと、大差のついた試合が多かったのですが、今リーグ戦はローゲームの締まった試合が多く、打力不足も解消され、投手・野手ともに実力を発揮し、チームでしっかり戦うことができました。

武田：
落合さんが言った通り、ロースコアの試合が多かったです。一度のミスで負けてしまうという状況の中、一人ひとりが集中して最大限の力を出し切れたことが勝ちにつながったと思います。

－事前に掲げていた1位という目標には届きませんでしたが、2位でリーグ戦を終えることができました。この結果についてどう感じていますか。

落合：
正直なところ、最初の頃は1位を目指すことに現実味を持てませんでした。ですが、監督に目の前の一戦一戦に集中しようと言われて、毎試合勝てばいいとシンプルに考えることができました。今回のリーグ戦では最初からローゲームが続き、途中3敗しましたが敗戦後もしっかり切り替えて、その後負けなしでリーグ戦を終えることができました。事前インタビューで課題として挙げた打力不足も解消できて、投打ともに力を発揮できている試合が多かったです。リーグ戦を通じて成長を感じることができたし、2位という結果は悔しいけれど、リーグ1位も手が届かない目標じゃないと、皆のやる気につながったと思います。

武田：
4年生の最後のリーグ戦を2位という結果で終われたのは嬉しかったですが、3年生はこの結果に満足していないと思います。3年生のミスから負けにつながることもあり、4年生の引退試合を最高の結果で終えることができなかったというのは本当に悔しいです。敗戦後にしっかり切り替えて勝ち切れるのはこのチームの良いところだと思いますが、春・秋のリーグ戦ともに初戦負けている。立ち上がりが悪いのが課題だと痛感しました。

－今回のリーグ戦で印象に残っている試合はありますか。

落合：
リーグ優勝の星城大との試合です。同朋大は9回ウラ2アウトまで勝っていたのですが、センターを抜かれてしまいサヨナラ負けを喫しました。結果、星城大が1位だったこともありとても悔しく印象に残っています。

武田：
では僕は勝った試合を挙げます(笑) 名経大との1戦目、このときもローゲームで、タイブレークとなったのですが、表の守備のときにしっかり抑え、その回の裏で1点取りサヨナラ勝ちすることができました。とても嬉しく皆で喜んだので自分にとって印象深い試合です。

－落合選手は最後の試合となりましたが、今回のリーグ戦を悔いなく終えることができましたか。

落合：
個人の結果は満足できるものではないのですが、キャプテンの立場としては、チームの結果が良かったことにとても満足しています。キャプテンになり、自分よりチーム全体での結果を重視するようになりました。今リーグを通してチームが成長できたことがなにより嬉しいです。

－大学4年間の野球生活を振り返っていかがでしょうか。

落合：
正直1年生のときは環境が良くなくて、練習ができない日もありました。でも、このままではいけないと、少しずつ監督が変えていってくれました。同朋大学の野球部は、僕が1年生のときから大きく進化しました。今回の結果は1年生の自分に伝えても信じてもらえないと思います(笑) すこしずつでも努力して積み上げていけば、最終的には大きな変化になると実感できました。

－後輩や、新主将の武田選手に一言お願いします。

落合：
このチームは、本当に一人ひとりの個性が強いし、監督はそれぞれの自主性を大事にしているので、皆がのびのびと練習をしています。そのメンバーたちをまとめる役割はキャプテンが担うので、大変なことも多いと思います。3年生にはリーグ戦を経験しているメンバーが多く、4年生になったら自然と自覚や責任感が芽生えてくると思うのでそこは心配していません。これからは、自分たちが引っ張っていかなければいけないという場面が増えてくるので、自分だけでなくチームのことを考え、皆で団結すれば良いチームになると確信しています。リーグ戦でもいい結果を残して、入れ替え戦でも勝って1部リーグに行ってほしい。社会人になってからも応援に行くので、ぜひ頑張ってほしいですね。

－落合選手から見て武田選手はどのような人物ですか。

落合：
誰にでもフレンドリーで社交性があります。野球もうまいので結果でも見せられるし、人望も厚いので、皆に尊敬されるキャプテンになると思います。厳しく言わなければいけないときもあると思うけど、そこは経験しながら覚えていってほしいです。

－では逆に、武田選手から見て落合選手はどのような人物ですか。

武田：
個性が強い人が多い中、良いチームにまとめてくれて尊敬しています。プレイヤーとしては、ここぞというときに結果を出せる選手です。3年間一緒に野球をやってきて、困難な場面で諦めない姿勢をたくさん見せてくれました。落合さんや先輩方から教わったことを活かして、新チームをしっかり導いていきます。

－新主将として、どんなチームにしていきたいか意気込みをお願いいたします。

武田：
監督は自由にやらせてくれますが、その環境に甘えず、やるときはしっかりやって、休むときは休む。メリハリをつけて練習できるチームにしたいです。やるべきときに休まず集中してやりきるために、苦しい場面でもやり抜く精神を鍛えたいと思っています。今からは、新体制となったチームで春のリーグ戦に向けて練習し、4年生の悔しさも晴らせるよう頑張りたいです。応援よろしくお願いします。

目標の1位にはあと一歩及びませんでしたが、この結果は選手たちに大きな希望と課題を与えてくれたと思います。新主将の武田選手が率いる新生 硬式野球部の活躍を期待したいと思います！
皆様これからも応援のほどよろしくお願いいたします。

愛知大学野球連盟 公式ウェブサイト (aubl.biz)