新型コロナウィルス感染者の発生について

 

2020年4月7日、本学の学生1名が、帰省先の静岡県において、新型コロナウィルスに感染していることが判明いたしました。このことに対し、地元行政機関及び保健所では本人及び濃厚接触者への対応をされているとの連絡を受けています。学内関係者につきましては即座に経過・状況確認を行い、可能な措置を取りました。

これまでに判明した事実と対応は以下の通りです。

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1.罹患者の学生について

10代 男性

2.罹患者の学生の行動について

 ・海外渡航歴なし

 3月29日(日) 学外の友人と会う。

 3月30日(月) 学内で健康診断を受診。この時点で本人に何も異常なし。

(健康診断は、健康診断担当の専門家の指導のもと、全員マスク着用、十分な間隔を空けて整列、私語は禁止、また海外渡航歴を確認し、該当者には帰宅・自宅待機を指示する対応で実施。)

 3月31日(火) 名古屋から静岡に帰省。

 4月2日(水)夜 発熱と咳の症状が出る。(この時点で保健所に検査依頼)

 4月6日(月)午後 静岡県内の医療機関でPCR検査を受ける。

 4月7日(火)午後 保健所から「陽性」判定の通知があり、入院。

 4月8日(水) (健康診断時の検査結果を確認→異常所見なし)

3.本学の対応

 ・学外での感染とみられるが、学内関係箇所の消毒作業を実施。

 ・学内における濃厚接触者はいないことを確認。

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本学では、すでに、新型コロナウィルス感染症対策のため、同朋学園新型コロナウィルス対策本部(本部長は理事長)を置き、大学での授業開始を再延期(5月11日開始を予定)、5月6日までは、学園キャンパスへの立ち入り禁止を決定しております。

感染が確認された学生の一刻も早い回復を願うとともに、対策本部のもとで、あらためて学内及び学園内への注意喚起の徹底を図り、関係機関のご指導等に従い、感染拡大防止と安全安心な勉学環境確保のため、全学を挙げて取り組んでまいります。

地域の皆様、関係の皆様にはご心配をおかけすることになり、申し訳ありません。事情をご賢察いただき、ご理解くださいますよう、お願い申しあげます。

*感染者とそのご家族の人権尊重と個人情報保護にご理解とご配慮をお願いいたします。

2020年4月8日

学長 松田 正久