国際ボランティア論

「国際ボランティア論」校外学習実践報告

東海地方は居住する外国籍市民の数が国内3位と比較的多く、多文化共生の地域、ダイバシティ社会の構築に関する諸問題に諸問題にきちんと応えることができるソーシャルワーカーの育成が求められています。そのため、国際ボランティアについての知見を広げることを目的にした国際ボランティアに関わるフィールドワークとして、身近な地域にある外国人学校や国際協力機関へ直接訪問し、交流や見学、ワークショップなどを行いました。

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外国人学校は、民族的アイデンティティ(人間としての誇り)を学び、育て、守る機能を持っています。その一つである名古屋朝鮮初級学校を訪問し、校長先生から学校の歴史や教育内容の説明を受け、授業の見学、児童・生徒との交流を実施。教育現場の内実に触れながら、多文化共生の現状と課題について学びました。

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名古屋駅から徒歩5分程度のところにある独立行政法人国際協力機構中部国際センター(JICA中部)を訪問し、環境、貧困、人口、教育など地球規模の諸課題について学習。国連が進める「SDGs~未来につながる17の約束~」の概要や開発途上国の現状、JICAの取り組みや課題などについて解説をしていただきました。