社会貢献活動

「いのちの村」

同朋大学“いのちの村”は下に示す理念のもと、同朋大学が80年という歴史の中で培ってきた大学の知的資産を、地域の皆様や、さらに社会共有の財産として生かしていただくことを目的に「出張講義」を2002年度から行っています。本学教員の学問領域において、あらかじめ講題をお知らせして、希望に応じて講義をするもので、各種研修会や学習会に出張しています。講師への報酬は不要です。

名古屋市中村区との協定

名古屋市長の構想である、中村区大門地区の活性化を目的とした中村区との新たな連携を構築するため、「同朋大学・中村区役所連携 大門活性化プロジェクト」を発足。話し合いを重ねた結果、2014年3月18日、中村区と同朋学園の同朋大学、名古屋音楽大学、名古屋造形大学の三大学との協定書を取り交わすに至りました。専門的な知識とノウハウを持った大学と、長年地元とのつながりを培ってきた区役所が協力することで、三大学が地域の大学として活動し、魅力的なまちづくりにつなげることを目標としています。

2014年前半の取り組み

  • 太閤花見茶会(4/5.6)では、同朋大学の学生がボランティアスタッフとして当日の運営をサポートしました。
  • 新大門商店街 夏祭り(7/13 7/20.21)
子ども神輿ワークシッョプ

大門夏祭りで子供たちが担ぐお神輿を、子供たちが自分達で作るワークショップ。対象者は、大門地区の子供たち(小学校1年生~6年生)で、同朋大学学生、名古屋造形大学の学生が指導、運営には商店街夏祭実行委員会と地元NPO団体も加わり、かわいらしいお神輿を作成しました。

新大門夏祭り・ステージ企画・ブース出展・スタンプラリー

同朋大学の軽音楽部の演奏や、大学祭実行委員による子ども○×クイズなどのステージ企画と、クイズ形式のスタンプラリーを行いました。名古屋造形大学の学生は似顔絵書きのブースを出展し、どの企画も盛況に終わりました。

2014年後半の取り組み

中村区民祭り(10/25)

同朋大学はブース出展し、大学の魅力を伝えるとともに、映像文化コースの学生が区民祭りの様子を撮影しPVを作成します。また、名古屋音楽大学の有志でのステージ演奏も行います。

中村区人権尊重のまちづくり事業「違うっていいねin同朋大学」(12/20)

同朋大学が位置する中村区は、外国籍の子供たちも多く存在する地域です。高齢者や外国人など、すべての人々が様々な違いや価値観を認め合い、お互いの個性や生き方を尊重、理解しながら共生していけるよう、相互理解や交流を目的としたワークシッョプを開催します。

要支援者のサービスニーズ把握調査

2015年介護保険制度改正に伴う現状調査を中村保健所と共同で行います。中村区役所が介護支援専門員を対象にアンケートを取り、同朋大学社会福祉学部が結果集計と分析を行い、包括ケアマネージャー会議に報告する予定です。

オレンジカレッジ構想

認知症の当事者と家族を地域で支える仕組みの構築と認知症サポーター養成講座の開講する予定です。

災害時要介護者の避難所運営マニュアルの作成

中村区内の要介護者のうち、障がい者を対象とした避難所運営マニュアルを中村区と共同で作成する予定です。